卓上小型ESR MiniScope MS5000 (Magnettech 社)取扱開始

この度、京都スピンラボ株式会社(以下、KSL)は小型 ESR 装置 MiniScope MS5000(ドイツ Magnettech 社)の取り扱いを開始しました※1

MS5000 は消費電力最大 3 アンペア / 100 ボルト電源と省エネで、水冷装置不要かつ小型(45kg)でありながら、既存の ESR 装置と同等の性能を有しています。そのため、ドラフトやクリーンベンチ内、実験台上など場所を制限されることなく ESR 測定が行えます。また、本装置は始めて ESR をお使いの方でも、サンプルをセット後にソフトウェアのボタン一つでかんたん に測定が開始できます。さらに、水溶液など誘電損失の高い溶液測定で使用できるディスポキャビラリー試料管(50 μL)専用のアダプタセルにより、高い測定再現性を約束します。

MS5000 は取り扱いが容易なだけでなく光照射や温度可変測定などin situ測定、単結晶用2軸回転(ゴニオメーター使用)、液体窒素凍結測定などの専門的な応用計測も可能です(オプション)

KSL では本装置の応用の幅を広げるために、流通型(フロー)計測システムやソフトウェアの開発も承ります。

MiniScope MS5000 の特徴

コンパクトでどこでも設置可能※2、※3

高感度、高 S/N 比※3

光照射、温度可変など応用測定の拡張性も充実(オプション)※4

MS5000 基本仕様

磁場変調幅 1 mT - 1mT マイクロ波周波数 9.2 - 9.6 GHz
磁場変調周波数 10 kHz および 100 kHz マイクロ波強度 1 mW - 100 mW ※4
測定磁場範囲 30 - 650 mT ※4 空洞共振器 矩形 TE102
磁場分解能 0.03 mT 感度 8 × 109 spins / 0.1 mT
掃引磁場範囲 0 - 620 mT 繰返し測定再現性 < 1.0%
掃引分解能 ≧ 250,000 ステップ サイズ 397 × 262 ×192 mm
磁場安定性 1.0 mT / hour 重量 45 kg
磁場均一性 試料設置領域にて± 5 μT 消費電力 100 V, 最大 3A
磁場掃引時間 1 sec - 2 hour    
冷却方式 空冷 試料管最大径 10 mm Φ

※1 輸入元:ギガテック株式会社
※2 高温・多湿、ホコリの多い場所への設置はお勧めできません。
※3 装置のシールドにより外部に磁場やマイクロ波は漏洩しません。
※4 上記基本仕様およびオプソンは Magnettech 社 MS5000 カタログ参照。一部日本国内用に改変。

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