計測技術支援

— Measurement technology support

計測技術支援

ESR法は、吸光分析、NMR、質量分析法に比べて、大学などの教育機関で講義や実習の対象となることが少ない分光法です。しかも、ESR計測技術は難易度が高く、常磁性種の生成条件およびスペクトル線形を考慮したうえで、測定諸条件を最適化する必要があります。
ESRにはNMRのようなスペクトル集やデータ集が準備されていませんので、ESRスペクトルの解析は難易度が高くなります。そのため、ESR測定結果から有用な情報を獲得するには、経験と専門知識が必要になります。このようなESRの特性ゆえに、「ESRは難解で、近寄りがたい分光法?」として敬遠されます。ESR計測に関するハードルを下げるために、ユーザーの目的と測定対象に合わせたESR計測技術支援に取り組みます。

無料技術相談

ラジカル反応が寄与する様々な反応系にESR測定を応用するための技術的なご質問を承ります。
弊社の計測解析支援事業のメインゲートです。

ESR解析相談

すでに測定済みのESRスペクトルの解析と解釈に関するご相談を承ります。
ESRスペクトルの解釈に関するセカンドオピニオンとして位置づけています。

基礎ESR測定・解析実習

弊社が所有するESR装置を使用する実習形式の講習会(約6時間)です。標準試料を使用してESR測定と解析の基礎技術を実習します。
この実習ではESR未経験者および初学者を対象にしています。たとえば、新規に分析室のESR装置を担当される方、これからESRに取り組む学生さんに適した内容で実習します。

ESR応用研究セミナー

国内の研究機関におけるESR応用研究者をお招きして、ESR応用研究の基礎、現状および将来展望について講演会(約5時間)を実施します。

お問い合わせ

075-724-8811

受付|9:00〜16:00